コロナ禍でも成功するサロンとは?
今すぐやるべきこと!

2020年からの2年、私たちをとりまく環境は
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という脅威によって、
大きく様変わりしてしまいました。
美容業界でも、景気悪化と生活環境の変化で厳しい状況は続いていますが、
その中で好調なサロンもあり、明暗の差がでてきています。
2022年をうまく勝ち残るためには、この明暗の差をきちんと把握することが大切です。
では、特に目立った要素についていくつかみていきましょう。

来店後のフォローができているサロン

 現状、新規の顧客はクーポンなどで集客するものという考えが多いでしょう。
 リピーター様への関心が薄く、「新規顧客の空いた分は、また新規顧客を獲得する」というスタイルより、リピーターのフォローを厚くし、再来店を促すほうがコスパはいいです。

 例えば、次回予約の催促も可能なら来店時に行いましょう。
 その後ダイレクトメールや2回目・3回目の来店クーポンを作るといったリピーター向けの施策も必要でしょう。

駐車場や駐輪場のご案内は重要です!

 今まではアクセスのよい都心部に人気が集まる傾向にありましたが、コロナ禍で在宅ワークが増え、状況は変化しました。

 都心部などの店舗が新型コロナウイルス感染症の打撃を受けており、徒歩や自転車で行けることがメリットになり、郊外型サロンが好調です。

 コロナ禍において電車やバスを使わずに移動できるかどうかは、重要です。
 駐車場がある場合は車での来店OKを宣伝し、ない場合は近隣の駐車場や駐輪場の有無を確認して、お客様へのご案内をするといいでしょう。

リスクヘッジは事業の柱を増やすこと!

 ここまでは取り組む内容をお伝えしましたが、具体的に売上を維持するにはどうしたらいいか? という点をお伝えします。それは、多角的な事業展開にシフトすることです。

 複数の機能を持たせるトータルビューティー戦略は今後も伸びていくでしょう。店販強化、脱毛業態立ち上げなど多様な事業展開をすることで、コロナ禍でも安定した経営が見込まれます。

 お客様と信頼関係を築き多様なサービスを展開していき、自分をよく理解している人に、自分に合ったものを提供してもらうことは、唯一無二のサービスであり、かけがえの無いサロンでもあります。
 
 ひとりのお客様に複数のサービスを利用いただくことで客単価も伸び、例えばネイルサロンとしての事業で売上がダウンしても他事業でリカバーすることができます。