1台も売れなかったルミクスが常識を覆して業界ナンバー1になった話

1台も売れずに終わったBWJ東京

 ルミクスを最初に発売したのは2014年の5月に行われたビューティーワールドジャパン東京でした。当時は会社の規模も小さく、ビューティーワールドジャパン東京でのブースも小ぢんまりとやらせて頂いていました。エストラボは元々は化粧品を主力としている会社でしたので、化粧品がメインで小スペースでルミクスを置いているというような状況からのスタートでした。
 展示会ではお客様からの反響はものすごくありました。今では市場では全身脱毛○分というのをよく見かけますが、当時は市場に出回っている脱毛機の全てが全身脱毛に2~3時間かかるのが当たり前の時代でした。そんな中、ルミクスツインが全身脱毛12分、ルミクスSHRが全身脱毛20分というキャッチフレーズで売り込み、約600社のお客様に大変ご興味を持って頂けました。
 ただそれまでの脱毛の常識を大きくひっくり返すような「痛みがない」「毛がよく抜ける」という内容が、まだ実績もなかった為、「信じられない。」と言うお声を多く頂き、3日間で1台も販売することができませんでした。

SHR方式高速脱毛機ルミクス、実績が口コミで広まりサロン様からのお問い合わせが急増!

必死のテレアポで地道にお客様を増やしていく

 そこから、私達はテレアポやDM送付などをして、ルミクスの販促活動を続けました。そして約1ヶ月後にホームページからお問い合わせ頂いたお客様に卓上のルミクスSHRを初めて導入させて頂きました。その後も、地道なテレアポなどで集客をして2日間のセミナーを全国各地で開催し、1日目は経営セミナー、2日目は脱毛機のセミナーといった感じでルミクスの理解を深めてもらい除々にルミクス導入店舗を増やしていきました。
 そこから地道な活動を通じて多くのお客様に導入して頂くようになりましたが、結局常識を大きく打ち破ることができたのは「口コミ」のお陰でした。最初は「痛くないのに抜けるの?」「全身脱毛をそんなに早くやって、打ち漏れがあるだろう。」「そんな理論は聞いたことがない。」「この理論が本当だったらお客様のお役に立てるけど、高い買い物だし…。」など、ご興味は持って頂いても、マイナスなご意見も多く頂いていました。
 ところが一番最初に信じて導入して頂いたサロン様の口コミで「なんだか結果が出ているっぽいよ。」が「どうやらなんか良いらしいよ。」になり「 すごくルミクスいいらしいよ。」に変化していきました。現場で使って頂いているサロンのオーナー様のお声やそこに通って頂いてるお客様のお声が集まり、結果的に「ルミクスのSHR脱毛っていいんじゃない!」となり爆発的にお問い合わせが増えていきました。もちろん導入して頂いたサロン様からのご紹介も沢山頂くようになりました。

急激な需要増加に対応し、販売体制を強化

 2014年5月頃、営業マンが当時10名程度いましたが、8名が化粧品担当、脱毛機の営業担当は2名だけという体制でした。それが2014年10月には脱毛機の営業の手が回らないほどになり、営業マン全員が脱毛機の営業担当になることになりました。そして導入サロン様が増えて、売上もどんどん上がっていき、ルミクスは脱毛機でもトップクラスのブランドになっていきました。

突然のテレビ出演の依頼!SHR脱毛機が世の中に受け入れられ始める!

2015年1月ルミクス導入店が全国に拡大、手にしたTV出演のオファー!

 2015年1月の肌寒い朝、一本の電話がかかってきました。なんと「ドランクドラゴンのバカ売れ!研究所」というTV番組の出演依頼でした。「本当に良いものだけを厳選し世に伝えたい」といった番組ミッションに共感し、取材を快諾致しました。話があった三日後には担当ディレクターと打ち合わせをし、そこでは販売当初まったく売れなかったこと、疑いがあったことなどの事実をつつみ隠さずお話し致しました。「連射式は抜けない。」「SHRなんて理論はエストラボが勝手に言っているデタラメじゃないの…。」そんな噂が拡散し、サロン様に心配される日々でした。毎日が「疑い」との格闘だったのです。
 でもなぜ私どもにこのような出演依頼がきたのか?答えはシンプルです、一歩一歩山登りをしてきた結果です。サロン様からの信頼、導入、成果、ご紹介といった流れが着実に広まり、その活動がTV業界の目に留まったということでしょうか。非常に感謝しております。
 今では、連射式、スライド式の脱毛機は当たり前になっています。当時批判していたメーカーも2015年夏頃には同じような連射タイプを販売しています。その頃には毛周期に左右されないSHR理論も一般ユーザーにまで浸透され「抜けないでしょ?」「SHRって何?」と言われることもほとんどなくなりました。

会社の体制もお客様からの需要で整っていく

 お客様も増えて、市場の評判も良くなっていましたが、当時はご購入して頂いたお客様へのサポートは十分ではありませんでした。お客様サポートのツールもなく、ノウハウも今ほどありませんでした。お客様サポートのツールはご要望を多く頂く中で、なんとか答えていきたいという想いから試行錯誤して出来上がっていきました。そうこうしているうちに、自社でルミクスを導入した直営サロンを運営し始め、それが爆発的に成功していきました。

直営サロンの経営ノウハウをお客様にも伝授!利益を生み出す好循環が出来上がる!

自社サロンの経営ノウハウをサロン様にも伝授!

 直営サロンを経営する中で「脱毛サロンの勝ち方のノウハウ」が出来上がっていきました。自社の直営サロンが増えていき、そのノウハウが蓄積されていき、それを導入サロン様にお伝えしていきました。その循環が上手く回りだして導入サロン様の満足度も上がっていき、2店舗目、3店舗目と店舗展開をするサロン様も増えていきました。それと共にエストラボの規模も大きくなっていきました。

脱毛施術に対する保険もエストラボが開拓!

 当時、脱毛施術に対する保険商品は、ほとんどありませんでしたが、それをエストラボが切り拓いていきました。それが今では一般的になっており、より導入サロン様やエンドユーザー様の満足度を上げることができました。
 発売当初社内にエンジニアが東京と大阪で1名ずつしか居ませんでした。しかし、売上も上がりどんどん体制も整い、今では業界最大規模のエンジニアの数を誇ります。土日のフォロー体制も整え、不測の事態にそなえてサロン様をサポートする心強いスタッフを揃えております。
 また貸し出し用の脱毛機の規模も業界ナンバーワンになりました。脱毛機を販売する会社の中でも、それをとりまく環境、フォローやノウハウなどの付加価値もどんどん上がっていき、お客様の安心と満足度をあげることもできました。
 発売初期にルミクスを信じて導入して頂いたサロン様がいて、そのサロン様が上手くいって喜んで頂いた事から全てが始まり、お陰様で脱毛機業界ではナンバーワンになれました。だからこそ付加価値を整える事ができましたし、さらにその価値が上がりより高みを目指すことができました。

ROLANDさんとの出会いから著名人の方のサロンに相次いでルミクスA9を導入いただけるように!

ルカ・モドリッチ チャリティー イベントでROLANDさんと出会う

 2018年9月に行われた「ルカ・モドリッチチャリティーイベント2018」にエストラボは協賛いたしました。このイベントは『公益財団法人がんの子どもを守る会』へのチャリティーとして実施され、そこでROLANDさんはチャリティー親善大使を務められました。その時がエストラボとROLANDさんの出会いとなりました。それまで「脱毛機なんてどれもみな同じだ。」と思われていたROLANDさんでしたが、弊社大島COOがSHR方式の「ルミクスA9」について熱く語りかけ、エストラボに来社されることになりました。実際に「ルミクスA9」を体験頂き、ROLANDさんは、「今まで自分が受けてきた全ての苦労はなんだったのか!自分が脱毛する際にこの脱毛機があれば…。痛みがなくしかも施術が早く、さらに産毛や金髪にも対応している脱毛機、ルミクスA9にもっと早く出会いたかった!」と衝撃を受けておられました。ROLANDさんがこの脱毛機を知ったことが、脱毛サロンを開業するきっかけとなりました。
 ROLANDさんは自身の脱毛サロンは「己のプライドにかけて自分が納得できるものを提供したい。」という強い想いがあり、最高のサービスと技術を提供するのに、「ルミクスA9」こそふさわしい脱毛機だと確信してくださいました。そして、「ROLAND Beauty Lounge」の1店舗目を2018年12月にオープンされました。
 1店舗目オープン後の1年間でノウハウ構築とそれを展開する仕組みを確立し、スタッフに落とし込み教育し、そして多くのお客様に喜んで頂くことができ「ROLAND Beauty Lounge」は現在では40店舗を経営する成功サロンとなりました。
 またROLANDさんが脱毛サロンを展開されて以来、カリスマYouTuberヒカルさんがプロデュースする「ReJehanne by Hikaru」など、著名人の方にもルミクスA9を導入頂けるようになりました。
 また、2021年にはEXILE、三代目J SOUL BROTHERSなどが所属する芸能事務所LDH JAPANと完全タイアップしたサロン、「アップデート ビューティー サロン エルビー」をオープンさせました。

 それらは、「ルミクスA9」の特徴である、痛みが少ない、脱毛期間が短い、ランニングコストが従来より安く済むなど、実績に裏付けされた様々なメリットが、信頼となって現れている証拠ではないでしょうか。
 脱毛機で有名になると、「エストラボさんのマシンと中身は一緒ですけど、うちの方が安いですよ。」「広告費がかかっているだけで、実際は中身はうちと変わらないんですよ。」など色々な事を言われるようになりました。ですがルミクスの値段は広告費を一切使ってなかった2014年に発売した時と一切変わっておりません。
 ルミクスを発売した時期と、脱毛の市場が伸びだした時期というのは丁度一致しました。その為、脱毛機を販売する会社も当時と比べるとすごく増えました。当時は他社の脱毛機メーカーさんと切磋琢磨してきましたが、今ではメーカーさんだけではなく海外から仕入れたものをそのまま販売している会社さんも出てきて、日本国内に十分にメンテナンスする設備もできてなかったり、社員がかなり少なくてコストカットして営業している事を売りにしている会社さんも出てきたり、ルミクス発売当初と比べるとお客様にとって選択肢が多すぎる状況になっていると思います。
 そんな中エストラボは今でも丁寧に脱毛機のこと、市場のことを説明しています。脱毛機は買って終わりではなく、買ってからがスタートなので「何の為に脱毛機を買うのか。」ということをしっかりお客様にご説明しています。機械を使いこなして売上を上げる、つまり成果を出す事が大切で、長期的視点を持つことが重要で、それにご納得されご購入して頂いています。そして今でも変わらずに一番選ばれ続けているのがルミクスなのです。

2022年10月、ついにルミクスA9の後継機となるルミクスA9X発売!

 そして今年10月24日から行われたビューティーワールドジャパン大阪にて、「ルミクスA9」の後継機となる「ルミクスA9X」を発表いたしました。「ルミクスA9X」は近年需要が増えてきて他の体毛に比べると少し脱毛効果が出づらいと言われている、ヒゲ・VIOを強化した新モード搭載の脱毛機になります。お陰様でルミクスという脱毛機、SHRという脱毛理論はこれまで培った実績、それと同時にエンドユーザー様の喜びによって一定の評価を頂けるようになりました。
 そこに加えて今市場で求められている新たなモードを増やして、パワーアップすることでよりサロン様の売上向上、エンドユーザー様の満足度向上に貢献できる脱毛機となっていると思います。