大島道場 連載第4回
「仕事は人のためにする」

「仕事は自分以外の人のためにする人」が成功します

　人生の目的の一つには「幸せになる」ということもあると思います。色々な幸せがあって、個人で違いがあると思いますが、例えばどんな時が幸せかと聞くと「美味しいものを食べている時。」「友達と喋っている時。」など様々です。それを総合的に考えると、今欲しているものが手に入ると人は幸せを感じると思います。そしてもっと端的に聞くと「家が欲しい。」「車が欲しい。」など、ほとんどお金で解決できるものです。ということは、お金が手に入ると人は幸せを感じられるということです。

　お金を手に入れる方法が仕事だとした時に、仕事をしている時も幸せを感じることが大事なんですね。そうでないと「お金が欲しい。」「でも仕事をするのは嫌。」というのは、部活に例えると「試合に勝ちたい。」「でも、練習はしたくない。」というのと同じです。そうだとしたら仕事をして稼ぐ事も幸せだったらいいのではないでしょうか。仕事をしていることが幸せだと思える人は、稼げますよね。なぜなら仕事をすることが嫌ではないのですから。

　そしてお金をどうやって手に入れるかというと、人から手に入れるしかない訳です。人がお金を払うのは、メリットがあるからです。例えば素晴らしいものを買えるとか、自分にとって素晴らしいサービスを受けたとか、そこで初めて人はお金を払うわけです。だから仕事は人のためにするのです。

　サービスするにしても、物を作るにしても、使ってくださる人がより便利で生活が良くなり、人生が変わるものを作ろうとすれば、それは売れるんですよ。そしてそれが売れれば、お金が入ってきます。ということは使う人のことを考えて作ると売れる、つまりお金が入ってきます。サービスもそうです。要はお金が先か仕事が先かではなくて、人のためにやってあげることが先なのではないかと思います。だから人のために仕事をすると自然にお金は入ってくるのです。

　サロン運営にしてもオーナーはスタッフのため、スタッフはお客様のために喜んでくれる何かをしようと考えると、仕事やサロン運営も上手くいくのではないかなと思います。